手足口病が流行中!
- seet123info
- 6月9日
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手足口病(HFMD)はマレーシアで常に見られる病気で、特に子どもや乳幼児に多く見られます。
これはヒトエンテロウイルス(例:コクサッキーウイルスやエンテロウイルス68〜71型)によるウイルス感染が原因であり、通常、鼻水、唾液、皮膚の水ぶくれ、便などの体液との直接接触によって感染が広がります。患者は軽い熱が出て、手のひらや足、口の中に発疹や水ぶくれができます。口の中の発疹は、潰瘍(口内炎のようなもの)になることもあります。この病気は通常軽症で危険ではありませんが、ごくわずかな割合で髄膜炎や脳炎、心臓への影響などの合併症を引き起こすことがあります。手足口病(HFMD)に対する特別な抗ウイルス薬はありません。ただし、口内炎の痛みで食事や水分が取れない場合は、点滴が必要になることもあるため、クリニックや病院を受診することが勧められます。また、脳や心臓への影響が疑われる場合は、ちゃんと調べることが重要です。
手足口病(HFMD)のすべての症例は、学校に報告する必要があります。また、患者は自宅で隔離することが望まれます。家庭内では、共用の物に触れた後はこまめに手を洗うなど、適切な衛生管理を徹底してください。スプーンやコップ、食器などの個人の持ち物は、家族間でも共有しないようにしましょう。