日本では、百日咳の症例が記録的な高水準に達しています
- seet123info
- 4月17日
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更新日:4月27日
日本では、2025年3月31日~4月6日の1週間で百日咳(英語ではPertussis)の新規感染者が722人報告されました。これは、2018年以来、1週間あたりの報告数としては最多となっています。
百日咳は、空気感染(飛沫)によって広がりやすく、非常に感染力の強い呼吸器感染症です。
患者は、長期間にわたって激しい咳が続くのが特徴です。
生後7か月未満の赤ちゃんが感染すると、重篤化しやすく、最悪の場合は死亡することもあります。
百日咳はインフルエンザの約5倍の感染力を持つと言われています。
家庭内で感染するケースが非常に多く、特に年上の兄弟や大人から乳児へうつることがあります。
そのため、日本小児科学会は、百日咳の感染予防のために、以下のような任意の追加接種(ブースター接種)を推奨しています:
就学前の子ども(5〜6歳)
11〜12歳の児童・生徒