🐁レプトスピラ症
- seet123info
- 8月24日
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更新日:8月25日
レプトスピラ症は出血や多臓器不全など幅広い臨床症状を伴う細菌感染症です。重症のレプトスピラ症は、早期に積極的な治療を開始しないと多くの場合死に至ります。
この病気は、病原性レプトスピラを保有しているネズミ(イヌ、キツネ、ウサギの場合もあります)の尿が水や土に流れ込み、その汚染された水や土によって感染します。例えば、ジャングルトレッキング中に汚染された土や河川水に人間の皮膚や目が触れたりすると感染する可能性があります。また、汚染された河川水を飲用した場合にも感染する可能性があります。その他洪水や排水路の水溜りに感染した動物が排尿し、水域が汚染されるリスク要因となったり、感染したネズミが店内の食品や飲料の缶に排尿し、それを洗浄せず人間が摂取した場合にも感染する可能性があります。
レプトスピラ症はデング熱やインフルエンザ、マラリアと混同されることがありますが、早期発見が重要であり、血液検査で確認ができます。症状には発熱や悪寒、頭痛、筋肉痛、腹痛、結膜充血、吐き気、嘔吐、下痢、風邪症状などです。通常の細菌・ウイルス感染だと思っていたが、お薬を内服しても中々症状改善がみられない場合は医療機関へご相談ください。

